東京赤羽の星美学園幼稚園入園
学校が大好きだった。カトリックの学校だったため、お祈りや聖歌なども学んだ。 幼稚園の父の日に初めて父が参加。今までで、父が学校行事にきてくれたのは2回。
小さいころ、両親はいつも家にはいなかった。父も母も、そのわりに出来るだけ学校行事には来てくれた。
土曜日、日曜日になると、母は、黒の着物を着て出かけていく。小さいころはなんだかわからないから、その黒の着物を母が着ることがいやだった。
選挙のことも、子供のころはよくわからない。ただ、両親が長期でいないことがよくあった。そういう時は、祖母や親戚が面倒をみてくれた。
よくある兄弟げんかは日常茶飯事だった。6つ離れた姉と、2つ離れた兄。一番末の私は、相当生意気で元気な子供だったのだろう。 姉とは今では友達のようで、正反対の性格のため、よく助けてもらっている。
元気ではつらつとした幼稚園生だった。学芸会で白雪姫を演った。次の年はマリア様の役をやりたかったけれど、私のイメージではなく、羊の役になった。
通常家には家族5人のほかに秘書さんが随時2人ほど共に生活をしていた。 私にとってはいつもいいお兄さんがいるようで楽しかったが、父に怒られている姿や、一緒に楽しそうに飲んでいる姿なども見た。今ではその秘書さん方から私が父の教えを教わっている。